ドリンク1杯が毎日無料になる”ふら飲み”サブスク
「フラノミスタ」Webアプリ開発


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クライアント
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事業内容
東邦ガス様は1922年創立以来、ガス事業、熱供給事業、電気供給事業、天然ガスの採取・売買など、100年の長きにわたり都市生活や産業活動に不可欠なエネルギー供給事業を行なっています。 -
時期
2020年10月公開 -
リンク
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ご提供内容
- アカウント関連:LINE ID連携
- 決済機能:SBペイメントサービス連携
- 管理画面:Ruby on Rails(フルスクラッチ開発)
- 地図機能:Google Maps Platform (Maps JavaScript API)
- 構築環境:Amazon Web Services
- フロントエンド:HTML,CSS,jQuery
背景と課題
新型コロナウィルスの拡大の中、都市ガスの重要な供給先でもある飲食店の応援を目的とした新サービスとして、加盟の飲食店で「ドリンクが毎日1杯無料になるクーポン」を発行するWebアプリを開発できないかとのご相談をいただきました。
ご提案
多様な利用ケースに対応した決済処理の設計と実装
クーポン発行サービスの新規立ち上げにあたり、課金方法や決済処理のシステム設計からご提案。ユーザーの課金利用ケースを洗い出した結果、月額課金、一括課金、ギフトコード利用など複数の決済手段が必要となりました。月額課金のようにAPIでは対応できない決済方法に関しては、アプリ上で処理するよう切り分け、1つのペイメントゲートウェイで対応できるように実装しています。
簡単登録、利用促進を目指しLINE連携・認証を実装
Webアプリ登録では、まずLINE公式アカウントへ登録し、そこからサービス連携(OAuth認証)するフローを設計しました。サービスの無料期間を設けたいとのご要望には、初回登録時に同一人物の複数回利用を避けるようUID(LINEのUser ID)の取得・保存・照会処理機能で対応。利用通知を一部LINE経由で行うことで、ユーザーへの利用促進のアプローチも可能となりました。
最適なUIを実装するためにGoogle Maps APIをカスタム
Google MAP上で加盟店を探せるUIを実装する際、ピン同士が近いと意図したピンが選択できない使いづらさがあります。そこで、選択したピンに複数の加盟店情報が掲載できるようGoogle Maps APIをカスタマイズ。広域地図では店舗数のみ表示、詳細地図では加盟店情報を表示するよう縮尺に合わせて情報を切り替えました。他にも、休業日のお店のピンを非表示にできる機能も実装しています。

成果
登録店舗数700店超、エリアも拡大中
アプリ公開後、名古屋の名駅・栄・金山を中心に東海3県で加盟店は続々と増加。さらに関東エリアでもご利用可能となり、フラノミスタのクーポンご利用可能な店舗は700店舗以上となっています。(2022年7月現在)

お客様の声
東邦ガス 事業開発部 ご担当者様
サービスの企画段階から、親身になって相談に乗って頂き、新サービスのリリースと運用ができております。修正対応にも迅速にご対応頂き、運用開始後は、大きな問題は発生しておりません。今後もリオさんとはパートナーとして、一緒にフラノミスタのサービス拡大を進めていきたいと思います。