教育動画視聴とディスカッションで
社員の安全意識向上とルールの合意形成を促進

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クライアント
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事業内容
アスノバ様は、クサビ式足場を中心に仮設機材の「レンタル・販売」サービスをご提供。繰り返し再利用する「レンタルビジネス」を通じて、循環型社会実現への貢献を目指しています。 -
時期
2019年8月〜 -
リンク
(お客様社内用コンテンツのためURL非公開)
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ご提供内容
- マニュアル動画撮影・編集
- 教育サポート
- 安全活動ポスター制作
背景と課題
当時、アスノバ様では経験則に基づく指導が多く、教える側のやり方や考えが少しずつ異なるといった状況が見られました。また、基本的なルールはあるものの具体的には明文化されておらず、KY活動(危険予知活動)も形骸化しつつありました。そこで、社員の安全を守ると共にお取引先に安心していただけるよう、ISO45001の取得を目標とした全社的な安全への取り組みがスタート。従業員が集中できる場所にて体系的に教育指導が行えるよう「動画マニュアル」を採用しました。
ご提案
動画教育とディスカッションで安全意識を標準化
全従業員が同じ基準で同じ安全意識・ルールを習得するためには、学ぶ側だけでなく教える側のバラツキもなくす必要がありました。 そこで、動画教育の制作に加え、動画実習を月1回定期的に開催、経験値の大小区別なく社員を集めました。教育動画を全員で視聴した後、ディスカッションする場を設けることで、安全ルールに対する合意形成を促進。皆で話し合って決めたことだからこそ、ルールはしっかりと守られるものとなっていきます。

実際の現場・機材を使って事故シーンの動画を制作
現場では幸い大きな事故が起きたことがなく、特に経験の浅い従業員にとっては「事故のイメージが湧かない」という問題があります。「どこに危険が潜んでいるか」が予見できるようになるためには、事故が起きるシーンをリアルに再現して伝える必要がありました。そのため、教育動画の制作では、実際の現場や機材を用いて事故のシーンを撮影。リアルな事故の事例を動画視聴した後、「その事故はなぜ起こったのか」「どうしたら起きなかったのか」を社員同士で考えて報告書を提出するところまでフロー化し実践いただいています。

成果
動画教育の継続により安全に対する社員の意識が向上
同社では、導入以来3年以上、動画による安全教育を継続しています。特に最近では事業拡大に伴い新しく入社する社員が増えていることもあり、動画で全社的に指導の統一を図りながら、未経験者に対して視覚的にわかりやすく安全の重要性を伝えるのに役立てていただいています。また、元々大きな事故は起きていませんでしたが、安全に対する社員一人一人の安全意識がさらに高まることで、各事業所の労働災害防止につながっています。